初めての方へ

【初めての方へ】 

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響気整体代表 吉村光弘 インタビュー

 

こんにちは。響気整体の吉村光弘です。

 

第三者のインタビューに回答するという形で、はじめての方にも出来るだけわかりやすく、響気整体についてお伝えしたいと思います。インタビューは、かなりの長文(一万字ほど)になりますので、まずは興味があるところから、そして出来ればご予約前に、サラッとでも結構ですので最後まで目を通していただければ幸いです。

 

そのほうが整体を受けるあなたも安心ですし、事前にきちんと響気整体のことを知っていただくことで、施術の効果も高まります。もしもわからない点や気になることがあれば、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

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●どのような整体ですか?

 

― まずは響気整体のことを簡単に教えて下さい。

 

はい。響気整体は、妊婦さんの整体と産後の女性の整体を専門で行なっています。産後は生まれて間もない赤ちゃんがいますので、しばらくは外出するのが難しくなりますから、ご自宅へ伺う出張専門で整体を行っております。

 

横浜市、東京都内、川崎市のご自宅まで出張しています。

 

また自らが主催するバース整体研究会では、助産師さんに妊産婦さんの整体をお伝えする機会を設けております。

 

― 具体的には、どのような整体なのでしょうか? 

 

響気整体の整体指導は、日本古来の整体療術である「活法(かっぽう)」という技術と、「野口整体」の技術をベースとしております。

 

無理な力を使わない整体なので、妊婦さんでも安全ですし、穏やかで優しく、とてもソフトな整体になります。決してボキボキしたり、強い力で押したり揉んだりするようなものではないので、どうぞご安心ください。 

 

 

●なぜ妊婦さんと産後の専門なのですか?

 

― 妊婦さんと産後の女性が専門とのことですが、なぜこの時期の整体を専門で行っているのですか? 

 

赤ちゃんの誕生前後の時期は、女性にとってとても大事な変革の時期であると考えます。それは心身両面において、人生の中でも極めて重要な時期なのではないでしょうか? 

 

妊娠中は、短期間の間でからだもダイナミックに変化するし、産後は人としての生き方も社会との関係性も大きく変化します。

 

だからこそ、妊娠・出産をつらい経験にしてしまうのではなくて、新しい命の誕生を祝福し、楽しく快く、しあわせな経験にしてほしいと願っています。そのために整体を通じて少しでも力になることができたらいいなと思うのですね。

 

●コンセプトは何ですか?

 

― 整体を行う上での具体的なコンセプトはありますか?

 

響気整体の整体指導のコンセプトは、からだの自然の働きを高め、「自然なお産(自分らしい、しあわせなお産=安産)」に向けて、からだとこころを育てていく、整えていく、ということです。

 

また、響気整体の妊婦整体は、母体の整体であると同時に、お腹の赤ちゃんへの整体でもあります。

 

自然なお産や安産は、もちろん目指すべきところではあるけれども、それだけが妊婦整体の目的ではないのですね。むしろそれ以上に、妊娠中からお腹の赤ちゃんのからだを整えていく、ということを一つの大きなコンセプトにしています。

 

●胎響って何ですか?  

 

― 母体だけではなくて、お腹の赤ちゃんに対して整体をするということですね。

 

そうです。私自身は、妊婦さんの整体とお腹の赤ちゃんの整体のことを合わせて「胎響(たいきょう)整体」と呼んでいます。

 

―「胎教」ではなくて、「胎響」ですか?

 

はい。「胎響」の「きょう」は、「教える」という字の意味と区別する意味で、「響く」という字を使っています。

 

響気整体の「響く」という字ですね。「胎響」という言葉は私の造語のつもりだったのですけれども、同じタイトルの写真集を出している芸能人の方がいたみたいですね。

 

―「胎教」というと、音楽を聞かせたりなど、英才教育的なイメージも何となくありますね。

 

そうですね。でもそういう大袈裟なことではなくて、もっと素朴で純粋なことです。

 

響気整体が提唱している「胎響」とは、整体を通じて、あるいはマタニティライフを通じて、お腹の赤ちゃんと同調し、共に響きあうことです。

 

いわゆる「胎教」のように、一方通行的な「教える」ということではなくて、音と音が響きあうように、赤ちゃんとお母さんと同調し、ともにハーモニーを奏で、赤ちゃんに穏やかな気持を送り、そして優しく話しかけることを「胎響(たいきょう)」と呼んでいます。

 

私自身、音楽が好きなので、楽器を調律するのと同じような意味で、からだを調律するというか、からだをチューニングするような意識で整体をしています。その人がもともと持っている音色と響きで、その人らしい音楽を演奏できるように整えていく感じです。

 

●妊娠中も自宅に出張してくれるのですか?  

 

― ところで産後だけではなくて、妊娠中も自宅に出張していただけるのですか?

 

はい。出張専門ですので、妊娠中もご自宅まで出張しています。産前から産後まで継続的にサポートをさせていただいております。

 

切迫早産などでお医者様から安静の指示が出ていて、外出するのが難しい方や、上のお子様がいて、ゆっくり時間を作るのが難しい方などにもご利用いただいております。

 

また、土日祝日も営業していますので、平日に働く女性もお休みの日にご自宅でゆっくり整体を受けることが可能です。

 

 

●施術時間はどれぐらいですか?

 

― 施術時間はどれぐらいですか? 

 

一回の整体時間は、個々のお体の状態で異なります。初回はカウンセリングやセルフケアの指導、またいろいろな説明事項などもありますので、おおよそ一時間程度となります。

 

二回目以降は、もう少し短くなります。あまり長い施術時間ですと、かえって身体の負担になる場合もあるのですね。

 

ですから、よくある街のマッサージのように30分でいくらとか、60分でいくらとか、そういう時間コースのようなものはありません。

 

産後の方の場合は、整体中に赤ちゃんが泣いたりして、抱っこしたり授乳したりする必要もありますよね。

 

その場合は途中で中断するので、どうぞご安心ください。

 

お一人あたりの時間枠は、長めに設定しておりますので、お時間をお気になさらなくても大丈夫です。

 

ちなみに響気整体の整体指導では、心理カウンセリングも出来るだけ丁寧に行っています。

 

施術はもちろんですが、妊婦さんの心の不安を取り除いて、楽しいマタニティライフを過ごすための整体的な智慧をお伝えしたり、妊娠中のセルフケアやお産のときに役立つ呼吸法なども詳しくお伝えしています。

 

 

●整体は誰が行うのですか?  

 

― 整体は誰が行うのでしょうか?

 

響気整体の代表である私、吉村が全責任を持って、一人ですべて行なっています。

 

毎回違う施術者が整体をするのではなくて、産前から産後までずっと同じ整体指導者なので、その点においても安心感があると思います。 

 

ただ、女性ではなくて男性が妊婦さんに整体をしているということで、驚かれることもたまにあります。

 

ご主人などは、やはり心配ですよね。もし、どうしても出張整体ということでご不安な気持ちがある方は、ご主人やご家族がいる日時に整体を受けられるとよろしいかと思います。不安な気持ちのままで整体を受けても、お互いにとってよくありませんから。

 

また、何か気になることがあるようでしたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

ちなみに余談ですが、私もすでに家庭を持ち、かわいい娘がおります。

 

私自身も家庭を何よりも大事に考えているので、ご主人が不安に思う気持ちもわかります。逆の立場であれば、私だってちょっと心配すると思います(笑)。でも大丈夫ですよ。

 

●妊娠中から整体を受けても大丈夫なのでしょうか?  

 

― 素朴な質問なのですが、妊娠中から整体を受けても大丈夫なのでしょうか?  

 

もちろん大丈夫です。妊娠中ということで他のところでは断られることもあるかと思いますが、響気整体はそもそも実績が違います。

 

近年は妊婦さんの整体を行うところも少しずつ増えてきていますよね。

 

ただ、短期間で資格を与えることを目的とした整体スクールで一週間程度学んだだけの方や、妊婦さんの施術実績や経験がほとんどないようなところもたくさんあるみたいですので、HPなどでよく比較検討していただければと思います。

 

どのような思いで、どのような施術を行っているのか、また実績や経験はしっかりとあるのか、実際に整体を受けた方の口コミなども含めて、情報をしっかりと把握してからご予約されることをお勧め致します。

 

やはり妊娠中はとても大事な時期ですから、整体院を選ぶのも慎重になっていただきたく思います。

 

― 経験や実績や口コミが豊富で、施術内容をきちんと説明しているところのほうが、受ける方としても安心ですよね。 

 

響気整体は2009年の開業以来、一般の方ではなくて妊婦さん専門で整体をしています。

 

おかげ様で口コミとご紹介で数多くの方にご愛顧いただき、予約が取りにくい状況が続いております。これまですでに5000回以上の産前・産後のサポートをさせていただいております。

 

二人目、三人目の妊娠時もリピートでご利用される方もおられますし、助産師さんや看護師さんで妊娠中から整体を受けられる方もたくさんいます。

 

― 助産師さんや看護師さんが妊娠中に整体を受けているのですか? 

 

はい。口コミで広まるのか、不思議と医療従事者の方が多いですね。過去にはお医者さんもおられました。あとはヨガやピラティスのインストラクターさんとかもよく受けられています。

 

やはり、もともとからだを動かすことを仕事にされている方だけに、自分のからだを整えることにも意識的なのでしょうね。

  

●どのような人が整体を受けているのですか?

  

― 実際のところ、どのようなお悩みをお持ちの方が響気整体を受けられることが多いのでしょうか?

 

本当にいろいろな方がいます。ご自宅や助産院でのご出産予定で、しっかりとからだを整えておきたいという方や、はじめてのお産で不安がある方、また一人目のお産が大変だったから今度は安産になりたいという方などですね。

 

あとは、一人目が帝王切開だったから、今度は自然分娩で産みたいという方もいます。それから逆子や切迫早産で自宅安静の方なども最近は特に多いですね。

 

私自身は、妊婦さんだけではなくて、お腹の赤ちゃんに対して整体をしているつもりです。30年後にはいずれ親になるであろう赤ちゃんの心身を、ママのお腹にいる時から整えるつもりで整体をしています。

 

― 妊娠すると不安な気持ちがあると思いますし、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて様々なマイナートラブルがありますよね。

 

そうですね。妊娠中は、つわりやむくみ、頭痛、腰痛、肩こりのみならず、恥骨や股関節が痛かったり、骨盤回りやお尻の筋肉が痛かったりして、歩くことや寝返りがきつくなる方も多いです。

 

現代人は昔と比べて足腰を使う機会が減ってきているので、お腹が大きくなるに連れて骨盤周りに違和感が出る方が多いのですね。足腰の筋力もないし、赤ちゃんを支えるためのインナーマッスルも衰えがちです。

 

それと、近年は特に不妊治療で赤ちゃんを授かる方が少なくなく、また結婚・妊娠・出産の時期が高年齢化していることもあり、若い方に比べると相対的に骨盤の動きやバランスが悪い方が多いのですね。

 

そのため必要以上にお産が難しくなる場合があります。

 

あとは、スマートフォンやパソコンで目や脳をかなり酷使しているので、その分からだの声を無視している方がとても多いのですね。

 

からだの感受性といいますか、からだの「気持ちよさ」や「快さ」に対する感覚が鈍っている傾向があるように思います。

 

脳やあたまが先行し過ぎると、骨盤の動きも硬くなってしまうのですね。お産をする上で、骨盤の可動性はとても重要なのですが。

 

 

●何回ぐらい受ければ「治る」のでしょうか?  

 

― だいたい何回ぐらい受けると、痛みや症状は「治る」のでしょうか?

 

整体を受ける回数については、もちろんお身体の状態で異なります。

 

「治る」「治す」というトピックについては大変重要なことですので、少し丁寧にお話させてください。

 

みなさん、いろいろな理由で整体を受けられます。

 

多かれ少なかれ、何らかの痛みや症状と、それにともなう不安や緊張があるからこそ、整体をご希望されるわけです。今ある不快感をなんとかしてほしいと思うわけですね。

 

たまに「〇〇なのですが、治りますか?」というお問い合わせをいただきます。でも、このような質問には、簡単にお答えすることは出来ないのです。

 

整体は民間療法なので、基本的に「治療」とか「治す」という言い方はそもそも出来ません。またそういう法律的な問題を抜きにしても、私は「治せません」し、「治しません」。

 

― えっ!? 治してくれないのですか?

 

というと、あまりにも誤解を与えてしまうかもしれませんね(笑)。でも、「治す」のは他人ではなくて、実は自分自身なのです。私が行うのは、あくまでそのための「お手伝い」に過ぎません。

 

極論かもしれませんし、もちろん例外もありますが、どんな病気や症状であっても、治すのはお医者さんでも鎮痛剤でも注射でもありません。自分の力で治し、自分の力で治るのです。

 

一般的な治療においては、「治療者」と「患者」という関係性が存在しています。

 

ですが、整体の世界では、そのような関係性は存在しません。「治す人」「治される人」という、言うなれば上下の関係性ではなくて、あくまでも互いが調和し、同調し、響きあう関係性があるだけです。

 

だから私は治しません。「治る力を高める」ためのお手伝いをしているに過ぎないのです。

 

痛みや症状は、必ずしも悪いものではありません。敵ではないのです。むしろ内なる声を伝えるメッセージなのです。

 

その人の生活習慣、例えば食事の内容、仕事に対する向き合い方、家族との関係性、あるいは日常の思いや気持ち、生きる姿勢、からだの姿勢、普段の行いなどの中に何かしらの不調和や不自然性があることを知らせてくれる貴重な声なのですね。

 

そういうからだの内なる声に耳を澄ませて、内なるメッセージに「気づく」だけでも、痛みや症状は薄らいでいくのです。不思議なことのようですが、決して不思議なことではないのです。そういうものなのですね。

 

なので、どうか、自分のからだの声に耳を傾けていただきたいと思います。そうすれば結果的に、自然のはからいで「治る」のです。誰かに「治してもらおう」という他人任せの気持ちが強いままでいると、逆に治らないのです。

 

― 何となくわかるような気もします。

 

このことは、実はお産にも当てはまります。

 

「治る力」が自らの内にあるのと同じように、「産む力」も自らの内に備わっています。

 

そして、赤ちゃんにも「生まれてくる力」があります。他の誰でもない、自分自身にもともと備わっているのです。まずはそのことを信じてみてください。そうすれば、きっと大丈夫です。

 

●妊娠中に整体を受けることのメリットは何ですか? 

 

― 単刀直入にお聞きしますが、妊娠中に整体を受けることのメリットは何ですか?

 

あえて一言で述べるのであれば、妊娠中に整体を受けることで「安産」に結びつきやすくなります。

 

ですが、「安産」というのは定義付けするのが難しいですね。

 

お産の時間が短くて痛みがなければ安産かというと、必ずしもそういうわけではない。帝王切開だからダメかというと、それもまたちょっと違うようにも思います。

 

産後の体調やおっぱいの状況、赤ちゃんのその後の経過も含めて、大きな意味で安産だったかどうかが言えるのだと思います。

 

楽しい妊娠生活を過ごして、赤ちゃんの誕生を夫婦や家族で祝福することができたら、それはとても幸せなことですよね。

 

新しい命の誕生を喜ばしく思うことができたら、それは少なくとも「安らかなお産」なのではないかと個人的には考えます。

 

ですので、「メリット」という側面ではなくて、もう少し違うフレームから妊娠中に整体を受けることを捉えていただくと、私としてはとても嬉しく思います。

 

妊娠生活だけではなくて、お産はもちろん、その後の子育てにおいても、楽しく元気に過ごせるように、少しでも力になることが出来たらとても嬉しいですね。

 

●妊婦さんが整体を受ける意味は?  

 

― 妊娠・出産は病気ではないけれど、命がけであることは昔も今も変わらないですよね。でも、そもそも妊婦さんが整体を受ける意味はあるのでしょうか?

 

もっともなご意見です。妊娠・出産という産科の領域に、整体が首をつっこむのはなぜか?

 

私自身は産科医でも助産師でもないので、お産そのものに直接的に関わることは出来ません。また私は男性ですから、自分自身のリアルな経験として赤ちゃんを産むことも残念ながら出来ません。産科学や助産師さんの仕事そのものに整体が介入するわけではありません。

 

そうではなくて、妊娠・出産という営みを通じて、女性のからだを整えていくことを整体で行っているのです。

 

そして、そのことで、赤ちゃんも健康で元気に育つわけです。妊娠・出産でからだを壊すのではなくて、妊娠・出産を経過することで、今まで以上に元気に美しくなれるように導いていくためのお手伝いをするのが響気整体の仕事です。

 

妊娠・出産自体が自然の健康法であり、自然の美容法にもなりうるのですね。

 

また、妊娠・出産は、女性にとっては心身の大きな変化が伴いますから、自分のライフスタイルを見直すタイミングでもあります。その意味でも、妊娠・出産という時期は、からだの自然を取り戻して、自分のからだを整えるチャンスでもあるのですね。

 

このあたりのことは、野口整体の一つの思想でもあります。

 

ですが、妊娠・出産の時期にからだを悪くする方がとても多いという現実がある。そうすると、子育てはもちろんのこと、生活そのものも楽しめなくなってしまいます。赤ちゃんを元気に産み、楽しく育てるためにも、そうはなってほしくありません。

 

 

●野口整体ってどのようなものですか?   

 

― 響気整体の施術のベースになっているという野口整体について教えて下さい。どのような特徴があるのでしょうか?

 

「野口整体」は、故野口晴哉(のぐち はるちか)先生が体系化された、元々からだが持っている元気になる力=自然治癒力を呼び起こすための統合的なボディーワークのメソッドです。

 

他の一般的な整体から区別する意味で「野口整体」と呼ばれています。

 

野口整体には、「妊娠・出産・子育て」に関する智慧がたくさんあります。「お腹の中から始める子育て」という考え方をとても大切にしているのも野口整体の大きな特徴です。

 

私自身は、自ら行う整体を「未来の子どもたちのための土壌作り」と考えています。

 

赤ちゃんや子どもの未来を本当に考えたときに、まずは女性のからだから、あるいは妊婦さんのからだから整えていかなくてはいけないのではないかと思います。

 

ただ単に痛いところがあるからそれを「治す」というのは、野口整体の趣旨とは異なるのですね。少なくとも私自身はそのように捉えています。

 

― 他人が痛みや症状を「治す」のではないということでしょうか?

 

そのとおりです。人間は、本来、健康に楽しく生きる力というものを持っています。病気や怪我を自力で治して、自分で癒して、回復していく力があります。

 

それが人間の、いやすべての命の自然というものです。

 

子どもを産み、育てるという営みもまた、そういう自然の一つの姿であるに過ぎません。病気が自然と治っていく力も、子どもを産み育てるという力も、特別なことをしないと得られないというものではありません。

 

内側にあるのです。そういうからだの元気になる力を高めるのが整体の仕事なのですね。

 

野口整体は、そういう自然の働き、生命への信頼を取り戻して、からだを内側から整えるための、からだの教養なのです。 

 

また、今では当たり前のように言われることですが、「骨盤」がいかに大事かを最初に説いたのもおそらくは野口晴哉先生です。

 

骨盤については、後ほどまたご説明しましょう。さしあたっていうなれば、野口整体は、妊婦さんの整体と産後の骨盤ケアの元祖・パイオニアですね。 

 

●活法整体って痛くないですか?  

 

― もう一つの施術のべ―スとなっている「活法」について教えて下さい。 

 

「活法」は、瞬間的に即効的に痛みを軽減して、動ける身体にするための整体です。

 

日本の整体療術のルーツの一つですね。古くは戦国時代から続く武術が元になっていると言われています。野口整体の中にも、活法の技術が生かされています。 

 

そもそも、武士の仕事は戦をすることですが、当然ながら怪我や故障が絶えませんよね。

 

戦やそのための修行で怪我や故障をした時に、即効的かつ瞬間的に蘇生させたり、動ける体になるようにするための技術、人の命を活かす技術、治る力を高める技術として「活法」というものが必要とされたのですね。

 

妊婦さんも産後間もない女性も、腰痛や骨盤周りのトラブルで、動くことや歩くことが困難になる方はたくさんいます。

 

また、重度のつわりがある方や、切迫早産の方なども自由に動けないのは辛いですよね。

 

痛みや症状があって辛いままですと、妊娠中はもちろんのこと、その後の子育ても大変です。赤ちゃんのためにも自分のためにも、無理なく動ける身体、元気な身体でいたいですよね。

 

― 武術がベースになっていると聞くと、なんだか痛そうですが…。

 

大丈夫です。力で行うわけではないので、強い刺激もありませんし、痛みはありませんので、妊婦さんでも安心です。

 

また活法は、施術者が一方的に行うものではなくて、受ける側にも能動的に参加していただくというか、自分で体操をするように動いていただくこともあります。

 

これを「導引」と言います。受け手の積極的な動きを引っ張りだして、それを導いていく、サポートしていくのですね。

 

その意味で、響気整体の整体は、施術者と受ける方とで培われていく共同作業ですね。音楽で言えば即興的なセッションみたいな感じでしょうか。

  

●骨盤ベルトって本当にいいのでしょうか?   

 

― 最近は「骨盤ベルト」を病院などでも推奨しているところが多いと聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?

 

骨盤ベルトで骨盤を引き締めて、軽く支えてあげると、骨盤の違和感が緩和されて動くのが楽になるのですね。ただ、それらのベルト類を常用し、依存しすぎることで、場合によっては骨盤周りの筋力が衰えてしまいます。

 

そうすると、結果的に自分で赤ちゃんを「産む力」が衰えてしまうことも無きにしもあらず、という側面もあります。

 

たとえ一時的に痛みが緩和したとしても、それは産む力を高めたり、からだを強くしたことにはなりません。ベルトを外してしまえば、自分のからだを自分の力で支えることが出来なくなってしまうのです。

 

そうなる以前に、積極的にからだを動かすことで心身のバランスを整え、からだを育てていったほうがいい。そのための産前・産後のセルフケアや体操なども響気整体では詳しくお伝えしています。

 

あるいは、ヨガなどで心身を整えていった方がいいと思います。ゆっくりとした呼吸を意識する意味においても、ヨガはおすすめです。きちんと行えば、少しずつではあっても痛みは軽減します。

 

ただ、先程も申し上げましたように、妊娠・出産の高年齢化や運動不足などで、現代人の骨盤の状態は決して良いとはいえず、お腹の赤ちゃんを自分の筋肉で支えることが難しい方が多いのもまた事実です。

 

ですから、動くのも歩くのも辛いという方や、切迫早産傾向の方には、必要であれば骨盤ベルトもおすすめしています。

 

病院でも薦められることの多いトコちゃんベルトなどは、きちんと使えば骨盤周りの症状はかなり楽になります。

 

しかし、きつく締めすぎたり、長期間使いすぎたり、また付ける位置を誤ると、逆に骨盤の状態が悪くなったり、むくみが強く出るような方もたまにいるので、その点においては少し注意が必要かもしれません。

 

●切迫早産でも整体を受けられますか?   

 

― 切迫早産の方でも響気整体を受けることが出来るのですか?

 

からだに無理な負担がかかる整体ではないので大丈夫です。

 

これまでもたくさんの切迫傾向の方が受けられています。もちろん入院が必要な方はさすがに難しいので、程度にもよりますが…。

 

自宅安静になると、とりわけ運動不足になりますので、からだ全体がガチガチに固まってしまいます。

 

ですから整体で心身の緊張をほぐすことは大事ですね。少しでも不安な気持ちを解消できたらいいですよね。また切迫の方でもできる簡単なセルフケアも詳しくお伝えしています。 

 

●なぜ逆子になるのですか?   

 

― 逆子の方も多いとのことですが…。

 

そうですね。鍼灸などでも逆子の治療は行っていて、かなりの効果はあるようですが、私の整体でも逆子の方の施術は行っております。施術をご希望される妊婦さんの10人に一人ぐらいは逆子のご相談だったりします。

 

― 逆子になる理由として、どのようなことが考えられますか?

 

逆子になる要因は一義的に特定できるわけではありません。いくつかの複合的な要因が絡まっていると思います。

 

東洋医学でよく言われるのが「冷え」ですね。子宮内の環境と手足の冷えが相関しているということです。

 

なぜからだが冷えるのか? その原因は千差万別ですが、そこを突き詰めて考えると、自ずと答えは導かれてきます。 

 

あとは、胃腸の状態と逆子が関係しているのではないかと経験的には認識しております。

 

これもなぜ胃腸に負担がかかっているかという理由がわかれば対処できます。

 

仕事のストレスや食べ過ぎ、妊娠中の不安な生活、パートナーとの関係…。これらのことが母体である妊婦さんの胃腸の状態に影響しているのですね。

 

とりわけ、妊娠中はちょっとしたことでイライラしたり不安になったり感情的になったりするので、とりわけご主人やご家族との関係は大事になってくると思います。感情は溜め込みすぎないで、適度に吐き出すことも大事です。

 

その意味でもパートナーとの関係は、とても重要だと思います。

 

― 近年は「産後クライシス」などといったことも言われますから、夫婦の関係性が問われますよね。

 

そうですね。妊娠期間はとてもスペシャルな期間です。初めてのお産だったりすると、妊婦さんはやはり不安な気持ちもあります。

 

だからこそ、夫婦ふたりで一緒にお産に向き合いたいという気持ちがあると思います。

 

ですから、夫婦の関係性が良好であることが、何よりも大事になってくると思いますね。

 

話を逆子に戻しますと、逆子と関係していると思われるのが、意外に思われるかもしれませんが「目の緊張」です。

 

妊娠中はとくに目の負担を軽減する必要があります。現代人にとってパソコンやスマートフォンは必要不可欠な存在になっています。1日数時間使用することも稀ではありません。

 

「目」というのは、いうなれば「脳」の延長上にあります。脳を一方的に働かせすぎると、からだの感覚が鈍ってしまうのですね。

 

お産は頭でするものではなくて、からだでするものです。赤ちゃんが逆さまになっているのは、もっと自分のからだに意識を向けてほしいというメッセージなのかもしれません。

 

― なるほど。赤ちゃんがママに何かしらメッセージを送っているということですね。

 

そうです。いずれにしても、妊婦さんのからだの環境を整えることで、逆子は戻りやすくなります。

 

とはいえ、赤ちゃんがその位置を気に入っていて、どうしても動かない場合もあります。その場合は、赤ちゃんの意思や人格を尊重して上げる必要があります。

 

無理に治そうとしても、赤ちゃんが頭を下にしたくないのであれば、それを大人の都合で無理やり正そうとするのは人権蹂躙です。

 

つまり第三者が逆子を治すのではなくて、赤ちゃんが勝手に自分自身で頭を下にするのですね。

 

そのためには母体の心身の状態を良くすることが必要不可欠なのですね。

 

その意味で、まずはご自身の心身の状態に気づいてもらうことが重要です。からだの声に、赤ちゃんの声に耳を傾けてほしいですね。

 

お腹にいるときからすでに子育ては始まっていますから、積極的にお腹の赤ちゃんとコミュニュケーションをとっていてほしいと思います。

 

●最後に~あなたへのメッセージ   

 

― 最後に、これから整体を受けられる方へのメッセージがあればお願いします。

 

あなたの中にある「産む力」「治る力」を内側から最大限に導き出すために、誠心誠意、全力でお手伝いさせていただきたいと思います。

 

どうか夫婦で楽しいマタニティライフを送ってください。また、産後は無理せずに、ご家族やご主人に出来るだけ協力してもらってくださいね。

 

子育てに慣れるまで大変なこともあるかもしれません。それでもどうか、赤ちゃんの誕生を心から喜び、祝福し、たくさん愛してあげてください。

 

赤ちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」と伝えてあげてくださいね。

 

あなたと赤ちゃんに会える日を楽しみにしています。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

  

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