小林睦子×吉村光弘 ダイアローグ7
●つながりをつなげていくのがヨガ
吉村:「わ~ってくる」とおっしゃいますと・・・?
小林:出会いがくるっていうか、やりたいことも見つかってくるっていうか。踏み出してみないとわからないことって多いんだなって、やってみて思いました。
昨年は、TOEの幼児教室もやっていなかったですし、ベビー・マッサージとヨガだけだったんですよね。
あと、お友達のママ友を誘って「コーチング」とかをやってもらってましたけど・・・。
スタートし始めると半年でTOEがこれいいなあって思って始まったり、一年たつとベビー・リトミックとかキッズ・リトミックが始まって・・・。
やり始めないとやっぱり・・・なにもないと思いました。やり始めたからこそいろんな「つながり」や「ひろがり」が持てて・・・。
吉村:「つながり」「ひろがり」が・・・。
小林:はい。そう思います。
それで自分がこう、子育てのほうばっかりやっているし、妊婦さんにやってあげられることないかな~と思ったときに、躊躇しながらも(笑)吉村さんにメールを打ったりだとか、それもやっぱり「つながり」ですよね。
なので、その人の立場にたって何が出来るか考えたときに、「こういうの喜んでくれるかな?」とか全部そこですかね。自分っていうより・・・。
で、プラスアルファで自分が学べたら「あ、ラッキー!」みたいな(笑)。そんな感じでやっています。
吉村:ちなみに「ヨガ」っていうのは「つながり」「つなぐ」って意味があるって・・・。
小林:はい、「つなぐ」です。そうです。そのとおりです。
もともとは、自己の中で、たとえば気持ちやハートのほうが暴走してしまったりだとか、思考ばっかりが暴走しちゃったりだとか、あとは思考もハートも追いついていないのに体が暴走しちゃって何かやっちゃったりだとか。
それをつなぎとめる・・・。そのつなぐ。
吉村:ああ、なるほど。
小林:自己をつなぐ・・・。
あと、こういう話をするとものすごく引く人は引くのであれなんですけど、個体だけじゃなくて、それこそ周りとか、周囲だけじゃなくてそれこそ「大宇宙」と「小宇宙」っていったりするんですよね。整体でもそうですか?
気功とかでもそういう話が出てくるって聞いたことがあるのですけど。
「個」は小宇宙で、大宇宙の中で生かされているっていうか。その宇宙との「つながり」というか、そういうところをすごく「・・・そうだよね~」みたいな(笑)。
一人でも生きていけるとかって、それは違うと思うんですね。絶対的に一人じゃない部分というか、そういうのがあるので。
そういう「つながりをつなげていく」のが「ヨガ」なのかなって。
そう考えると、みんなつながっているんですよね~。子どもともつながっているし。