小林睦子×吉村光弘 ダイアローグ11

 ●未来も笑って頑張っていると思う 

 

吉村:では次の質問を。前にもお尋ねしたこともあったんですけど、まあ、変な質問なんですけど、もしタイムマシンに乗って一年後とか三年後の未来に行けるとしたら、そこで小林さんは何をしていると思いますか?

 

小林:私、その質問を前にされたときに、家でずっと考えていたんです。実は。

 

吉村:あ、考えていました?

 

小林:はい。あの時ああ言ったけど、自分自身が本当はどうなのかなって考えたんです、すごく。でも、やっぱり「笑っている」と思うんです。それと頑張っていると思うんです(笑)。

 

振り返ってみても、なんか常に全力で…。頑張っている…。たぶんこの体質は変わらないのではないかと…思いますね。

 

吉村:体質?

 

小林:うん。行動パターンというか(笑)。

 

吉村:積極的な感じが…

 

小林:「直観」で動くところとか。性格的に変わらないですね。学習しないんですね…。「本能」なのでね。本能で動いているところがあるので。何となく。

 

吉村:本能? それもすごいですね。

 

小林:そうですか(笑)。

 

吉村:なかなか、人間つい、頭で余計な計算したりとか、いろいろ打算とか…。理性とかありますから。

 

頭ばかりが働くと、直観的な本能の働きが鈍るというか、悪くなってきてしまったりというのが、とくに現代人の場合はありますよね。

 

小林:そうですよね。だから、本能を活かすために我慢していることは、いっぱいあると思うんですけど(笑)。リスクは大きいと思います(笑)。

 

子どもとかは我慢していると思います、すごく。子どものためにと思ってやり始めたことが多いですが、結局は、自分でいっぱいいろんな資格を身につけて、楽しかったからみんなにも知ってほしいみたいな感じで。

 

外に外に向けていってしまっているので…。その分、子どもと関われる時間が少なくなっているので…。

 

子どもが可愛いのでね(笑)。そこを大事にしなきゃいけないですね。最近すごく思いますね。こういう仕事が自由に出来ているのも周りの協力のおかげというか。

 

上の子は物事がよくわかっている年齢なので、すごく楽しんでいてくれています。そういう点はすごくよかったかなと思います。

「お母さんこういう仕事をしているんだね」って。

 

いろいろな仕事があるっていうのを知って、OLさんじゃなくて、学校の先生じゃなくって、保育園の先生じゃなくって、ママはヨガを教えている人だって、言ってくれるので。

 

すごく我慢をさせてて、それに罪悪感を持ちながらも、やっていてよかったかなと思いますね。

 

ただ、もうちょっと子どもと関わる時間が作りたいですね。それが自分の課題です。

 

吉村:お子さんとの時間をもう少し取りたいと。

 

小林:そうですね。一年経ってみるといろいろな人達がサロンに来てくれるようになったので、まあここまで忙しくなってくれてよかったなという気持ちと、でもここまで忙しくなっちゃうと子どもが可哀想だよねっていう気持ちと…。

 

吉村:今、お休みは…スケジュールはほぼびっしりで、何曜日が休みっていうのは…

 

小林:ないですね。休みはほぼないです。ただ母もそうだったんですよ。

 

うちの母は学校の教師だったので忙しかったのですけど、自分にもそういうふうに母親が接していたからなのか、自分もそうなるんですね~。それが寂しいとも思わなかったし…。

 

だからそういうふうに接していても、子どもと触れているときのケアの仕方なんでしょうけど、ワーキング・マザーだって出来るんだなあ…って感じです。

 

吉村:じゃあ、まあタイムマシンで未来に行ったら…

 

小林:頑張っていると思います! 頑張って笑っていると思います!

 

 

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