三門久美子×吉村光弘 ダイアローグ11
●「すまいる」のある環境を作るお手伝い
吉村:ちなみに三門さんの産後ドゥーラのお仕事は、「すまいる」という屋号なのですよね。
三門:そうです。単に「産後ドゥーラ」というのと、自分の名前だけがど~んとあるのは、何となく嫌だったのですね。
ただ、「スマイル」っていう名前の企業が、実はすごくいっぱいあるのですね(笑)。でも、まあいいやと思って。
「住まいに、いる」というのと、「笑うこと・smile」っていうのをかけ合わせて、いい言葉だなと思って、あまり考えずにパッと浮かんだのですね。カタカナではなくて、ひらがなで「すまいる」。
まあ、もうちょっとね、練ればよかったのですけどね(笑)。
吉村:いや、とてもいい屋号だと僕は思います。
「すまいる=笑う」ということが、やっぱり一番大事ですよ。みんなが産後に「すまいる」でいられることって、一番大事なことだと僕も思います。女性だけではなくて。
一人の健康状態や精神状態が、家族やお子様にも影響を与えますし、周囲の健全さにも繋がりますし、ひいてはそれが社会全体にも波及していくものですからね。みんなが笑って毎日を過ごせるということが、どんなに素晴らしいことか。
三門:そうですよね。ありがとうございます!
産後ドゥーラの仕事を通じて、「すまいる」で、笑っていられるような環境を作るためのお手伝いがしたい、そう思います。でもきっと、吉村さんも根底の思いは同じですよね。
吉村:そうですね!妊産婦さんに携わる、志を同じくする「同士」として、ともに頑張っていきたいですね。これからも応援しております。今日は貴重なお話をありがとうございました。
三門:ありがとうございました!
(2017年4月1日 インタビュー・構成 吉村光弘)
認定産後ドゥーラ
横浜市神奈川区出身。父・母・妹二人の三姉妹・猫のもと育つ。
松蔭女子短期大学経営科情報処理コース入学。学校以外はアルバイト(主にウエイトレス)に明け暮れる。
日本生命相互会社に入社。保険営業に携わる。その後防犯機器メーカーの営業や自宅経営会社の手伝いを経験後、結婚して現在の江東区に住む。一女一男の母。
2人目の産後にNPOマドレボニータの活動に共感。会員としてNECワーキングマザーサロンスタッフやイベント講座に参加。
仕事ではホームヘルパーを約2年半経験しながらもっと産後について深く関わりたいと思い産後の分野での仕事に関わりたいと決意する。その後、友人・知人・ご紹介頂いた方への産後サポートにボランティアでサポート。
江東区東陽町「東峯サライ産後ケアセンター」にて調理経験あり。
マクロビオティック・雑穀料理教室他多種セミナーにも定期的に参加☆
一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ取得。
東京消防庁消防署総監救命技能認定書受領。