三門久美子×吉村光弘 ダイアローグ6

●妊産婦さんに伝えたいこと

 

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吉村:産後ドゥーラとして、妊娠中、あるいは産後の女性に向けて、何かお伝えしたいことはありますか? 

 

三門:妊婦さんには、出産後の生活も見据えて、考えておいてほしいですよね。自分もそうだったのですけど、出産したらそれまでというか、からだがしんどいのは、それまでじゃん、と思っていたけど大間違いで。

 

吉村:まずは、さしあたってお産がゴールというか、本当はゴールでもなんでもないのですけど、なかなか妊娠中に産後のことまではリアルにイメージできないですからね。

 

三門:そうですね。第一子だったりすると、なおさら想像できないですよね。何となくイメージでは、赤ちゃんはスヤスヤ寝ていて、全然問題なくおっぱいを飲んで、飲んだらすぐに寝てくれてとか(笑)。そういう想像していたのです。家族も仲が良くてとか(笑)。

 

でも赤ちゃんですから、寝たい時に寝かせてくれないですよね。あとは、産後の骨盤もしばらくは変化しやすい時期なので、その時期は無理をしない方がいいですよね。

 

吉村:そうですね。意外と動けると思っていたら、あとで疲れがどっと出るという場合もありますから、無理は禁物ですね。

 

三門:私はマドレボニータのインストラクターである吉田紫磨子さんの『産褥記』という本の抜粋を、ご利用される方にはお渡ししています。

 

今はスマホの時代なので、目にも負担がかかりやすいですし、とにかくゆっくり休むための準備をしてほしいというか、産後の生活で気をつけることを、あらかじめ妊婦さんにもお伝えしていますね。

 

といっても、実際にはなかなか難しいこともあると思うので、出来る限りの協力やサポートはするつもりでいます。

 

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●パートナーのサポートと協力が不可欠

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